壮絶な痛みと戦い、命がけで挑んだ出産からホッとするのもつかの間…
可愛い我が子の授乳とオムツ替えはすぐ始まります。
オムツ替えは教えてもらえば何とかなりましたが、問題は授乳です。
私は慣れるまでに2ヶ月くらいかかりました…
なぜなら吸われると乳首周辺がとても痛かったからです。
最初はこの授乳による痛みで悩む方も多いかと思います。
そこで、痛みにとても悩まされた私が試して効果があった4つのことをご紹介します!

最初はとても痛かったけど、1か月半程で痛みはマシになっていったよ!
いつかは慣れると思うから最初だけ頑張って!!
そもそもどんな痛み?

授乳による痛みは大きく分けて、2つあります。
赤ちゃんに吸われるときに乳頭付近が傷付き、切れたような痛みと、
乳房全体が張ってカチカチになる痛みの2種類です。
本記事では一つ目の乳頭付近の切れたような痛みについて、対処法をお伝えします。
対処法①深く咥えさせる
まず最初に試していただきたいのが、赤ちゃんの乳房のくわえ方改善。
最初はママも赤ちゃんも授乳に不慣れなので、とにかく赤ちゃんの口に乳頭を入れようとしてしまいますが、
乳首だけを咥えさせると傷をつけやすい原因になってしまいます。
赤ちゃんが口を開けたすきに、なるべく奥深く乳房を突っ込んでください。
私の場合は、乳房を縦に押しつぶして、口に入れてあげると吸いやすいようでした。
なるべく赤ちゃんの顔と乳房をひっつけて、乳輪が隠れるくらいまで咥えてもらいます。
対処法②乳頭保護クリームを塗って、ラップをつける
私が授乳のたびにやっていたのが、乳頭保護クリームの塗布とその上をラップで覆うこと。
乳頭周りの皮膚が乾燥していると亀裂やかぶれの原因になるので、こまめに保湿をすることが大切です。
クリームを塗って、その上から小さく切ったラップを貼ると保湿効果が期待できます。
面倒くさいですが、これを授乳のたびにやると、少し痛みが和らぎました。
対処法③抱き方を変える
毎回同じ抱き方で授乳をしていると、ずっと同じ箇所ばかり傷付けることになります。
そこで、抱き方を変えて授乳するよう心掛けていました。
抱き方は「横抱き」「縦抱き」「フットボール抱き」の3種類あります。
「横抱き」は首の座っていない赤ちゃんを抱く時の一般的な抱き方です。
「縦抱き」は赤ちゃんの上体を起こし、首元をしっかり支えて縦にし、正面から吸わせます。
「フットボール抱き」は赤ちゃんを小脇にかかえるようにし、頭だけを乳房の方に出して吸わせます。
授乳クッションがあると授乳しやすいです。
いろんな角度から吸ってもらうことによって、飲み残しによる乳腺炎の防止にもつながります。
対処法④おっぱいを休ませる

何をやっても痛いときはしばらくおっぱいを休ませましょう。
ただ、ずっと授乳をしないと、乳房が張ったり、母乳が出なくなる原因になるといけないので、
おっぱいを休める時も搾乳はしましょう。
私も痛みがひどいときは、搾乳して哺乳瓶であげていました。
授乳時間前に搾乳して、たまに痛みがマシな時は直接吸ってもらってを繰り返し、
1ヶ月半~2ヶ月くらいかけて痛みもなくなり、その後は完母で育てることが出来ました。
ちなみに私は自動搾乳器で搾乳していました。
搾乳時は乳頭付近の痛い部分には当たらないので、痛みはなかったです。
無理せず、休めることも大事だと思います。
番外編:乳頭保護器は効果がなかった…
私が試したものの一つに乳頭保護器があります。
シリコン製で、乳首にかぶせることで乳頭を守ってくれるアイテムです。
私の付け方が悪かったのかもしれませんが、痛む皮膚と擦れて、付けると余計に痛かったです。
もちろん個人差があると思いますが、私には効果がありませんでした。
最後に
当時の私は、授乳時の痛みがいつまで続くのか不安でたまりませんでした。
こんなに痛いなんて聞いてない!と絶望していました。
ママになってすぐ出鼻をくじかれたようなその気持ちわかります。
決して無理はしないでください。
ただでさえ身体の痛みや寝不足で疲弊していることと思います。
どうか自分の身体や心も大切に、肩の力を抜いて、可愛い我が子との日常が楽しめますように…!
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